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十二の功業 その4

10.ゲリュオネスの牛
3つの体がひとつに結合し、三つの人頭と六本の腕と脚を持つゲリュオネスという怪物はたくさんの牛を飼っており、それを略奪するため、海を渡った。そして、見事成功させ、牛の大群を追いながら陸路で帰還した。

11.ヘスペリデスの園の黄金の林檎
ティタン神族のアトラスという三人娘が守る庭園にある黄金の林檎の実を取ってくるように命じられた彼は、そこにたどり着くまでにさまざまな敵と戦い、アトラス山脈の天空を支えるという労役を務めている巨人アトラスと出会った。そして、三人娘の下へ行き黄金の林檎を貰ってきてもらうように頼み、その間天空を背負っていることを約束した。しかし、労役に嫌気をさしていたアトラスに危うくそのまま天空を背負わされ続けそうになったが、機転をきかせて逃げのび、3つの林檎を手に入れ無事に帰還することができた。

ヘラクレスの神化

ヘラクレスが火葬された跡からは遺骨が出てこず、恐ろしい轟音と雷光とともに彼の姿は壇上から消え、雲が彼を天空に運び多くの神々に迎えられた。そうして神となりオリュンポスの山に座席を持つことになったとされている。そして、長く苦しめら続けたヘラと和解した言われている。






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