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ギリシアとローマの神々

ローマ人は、もともと自分たち固有の宗教を持っていましたが、ギリシアや東地中海地方と交流が行われるようになった紀元前三世紀頃に東方各地の神々がローマに伝えられたようです。

また、ローマ人の国外遠征があった際に、帰国した兵士から他国の神々が伝えられたとも考えられます。

ローマ人は異国の宗教に対して寛容であったこともあり、他国の宗教と神々を自分たちの宗教に組み込んだり、融合させたりしていったことや、ローマの都市や領土が拡大することで異国の人種が増えていき、ますます信仰される神々が増えていったと考えられます。

またローマ人はギリシアに対して自分たちの文化が後進的であると考えており、ギリシアの持つ文化に深い敬意の念を抱き宗教面において、強い影響を受けていたと考えられます。

神々の呼び方

神々よ呼び名は、英語名以外にもギリシア名やラテン名がありますが、日本ではギリシアの神々を英語名で呼ぶことが多く、この英語名はローマ人が使ったラテン名が由来しています。例えば、サタンは英語名ですが、ギリシア名ではクロノス、ラテン名ではサトゥルヌスとなります。






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