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大洋を支配する神 ポセイドン

クロノスとレアの子であるポセイドンはゼウスの兄である。彼が海の支配者となった経緯はゼウスとハデスとくじ引きをして決まったという説がある。海上航海の安全を司っているが、その逆鱗に触れると嵐を呼び、船を難破させてしまう恐ろしい一面を持っている。そのため船乗りから厚い信仰を受けた。

また、内陸では河、湖や泉の神ともされ、エーゲ海や東地中海周辺では地震を司る神ともされている。更に馬を作り出し、その飼い方や馬術を人間に教え競馬の守護神でもある。

オリュムポスの神々の中でも上位にいるのだが、彼を主役にした神話は意外にも少ない。しかし、前520~480年ごろに北ギリシアで貨幣として使用されおり、現存している。

ポセイドンの一族

ポセイドンの他にも海の中にはたくさんの神々やニンフたちがおり、その中の代表は、ポセイドンの妻アムピイトリテや、その息子であり上半身が人間で下半身が魚の姿をしているトリトン、海の賢人であり誠実で優しく、予言の力と自分の姿を変える力をもつネレウスがいる。






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