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狩猟の女神アルテミス

アポロンの双子の妹であり、動物の繁殖や狩猟を司る女神様として崇拝されていた。彼女は美しく魅力的な存在であるが、それとは別に激しく、残酷な復讐の女神である一面も持っている。それは、ゼウスの孫娘ニオベに母レトが妬まれ、馬鹿にされ、笑われた。レトはその事に腹をたて、兄アポロンとアルテミスに復讐を命じ、二人はニオベの子供たち皆殺しにするという、残虐で激しい気性をもった復讐の女神でもある。

また、山間の川や森のなかの静かな池で水浴びすることを好んでいたが、ある日猟犬を連れ、狩りをしていた男が偶然に彼女の裸をみてしまい、それに気づいたアルテミスが怒り、猟犬を狂わせ飼い主を八つ裂きにしたというエピソードもある。

アルテミス神殿

トルコ西岸のギリシア人都都市エペソスにある、アルテミス神殿は広い敷地面積をもち、円柱百十七本に囲まれているという、古代の世界七驚異のひとつとされている。

また、ここにあったアルテミス像はたくさんの乳房がついているような奇妙な姿をしており、豊饒多産の意味を持つと思われている。






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