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弓と予言の神アポロン

弓矢、医術、音楽、予言、家畜と多岐にわたり司るアポロンは、ゼウスの子であり、父の次に人々の信仰を集めていた。時に光明の神ともされており、たまに太陽神ヘリオスと混同されるこがある。

また、ゼウスに愛され身ごもった時に母であるレトも、ヘラの憎しみと嫉妬をかい、大地の上で子供を生むことを禁じられた。そのため、浮き島であるデロス島で身を隠しての出産に臨んだ。ポセイドンはレトが出産するまでの間、水煙で幕をつくり島を隠し、鎖でデロス島を固定したりするなどの手をつくした。デロス島はアポロンとアルテミス信仰の中心であり、神殿や宝庫や彫像が奉納されている。

イオニア人都市がペルシア戦争後、再び来攻してくることを懸念してこの地を本拠にデロス同盟を結成し、アポロン神殿に共有財産を保管したと言われている。

デルポイの神託とは

大地の女神ガイアの聖地であったデルポイは大蛇によって守護されていたが、アポロンは弓で大蛇を殺し、彼の神託所を開いたとされている。この神託所は巫女が神意を語り、神官がそれを韻文にしたと伝えら得られている。






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